宇宙戦争

宇宙戦争 スペシャル・コレクターズ・エディション [DVD]

久々の1泊2日レンタル。映画館で観たかったが観られなかったので、旧作までなど待ってられない。

観終わった後、やはり映画館で観ておけば良かったと後悔した。前半の、トライポッド（宇宙人の乗りもん）が現れるときの描写、現れてから街を破壊し始めるときの描写、トム・クルーズ親子が車でトライポッドから逃げるときの描写…と、書き出したらきりないほど素晴らしい映像満載。前半が素晴らしすぎるので、後半のティム・ロビンスが登場するあたりからダレるのはしょうがないとさえ思った。

これ以降の話は、ネタバレになるかもなので畳む。

前半部。まずトライポッドが地中から登場するシーン。ここはニュース映像的な描写だと思う。例えば地面にヒビが入っていき、ついには建物までガラスが割れ壊れていくところなどは、カットを変えずにそのまま地面→建物と撮影している。どこかのサイトで「9.11の影響が映像作りに表れている」と書いてあったが、なるほどと思った。

そしてトライポッド登場の際には、今まで音楽無しだったのが突如、ゴジラっぽい感じの曲が流れ始める！まさにこの映画はスピルバーグによるゴジラなのだった。トライポッド吼えるし。と言っといてゴジラ観たことないけど。また、トライポッドが街を破壊し始め、トムが必死で逃げるシーンは、極力少ないカットで見せている。こうすることで臨場感が凄く出ている。ちなみにこのシーンは、よくトムさん助かったねと驚愕するところで、個人的にこの映画の中で一番好きなシーンだ。そして車で逃げるシーン。ここは、走る車の周りを自由自在にカメラが動くので凄かった。ここをワンカットで撮れるとはなあ…。