2016年に観た映画ベスト10

今年は劇場で42本の映画を観た。昨年が85本なので半分。引っ越しして環境が変わった、かつ仕事が忙しくなったのが理由。
来年もその状況は続くと思われるけれども、何とか観る数を増やしたいです。

というわけで色々見逃している状況の中でベスト10。

  1. この世界の片隅に
  2. ザ・ウォーク
  3. スティーブ・ジョブズ
  4. ちはやふる 上の句
  5. シン・ゴジラ
  6. ズートピア
  7. アイアムアヒーロー
  8. ハドソン川の奇跡
  9. 君の名は。
  10. マダム・フローレンス! 夢みるふたり

観る本数が減ったとはいえ、今年観た映画は正直どれも良くてベストを選ぶのが大変でした。

「マダム・フローレンス! 夢見るふたり」

「マダム・フローレンス! 夢見るふたり」

清濁併せ呑むような大人のコメディで素晴らしかったです。メリル・ストリープはもちろん、何よりヒュー・グラントの笑顔が胸に迫った。

君の名は。(通常盤)

君の名は。(通常盤)

今年を象徴する1本であるし、なおかつ新海誠作品の集大成的な内容でたまらんかった。

視点を変えて描かれる着水シーンの見事さ。自分たちの選択が正しかったのか、それが明らかになった後にサリーたちが交わす言葉。

国産ゾンビものにしては、とかそういうのをとっぱらってただただ面白いゾンビ映画。予告編を観たときは、「なんだよZQNって。。」とスルーしかけたが、評判を聞きつけ観て本当に良かった。

とにかく良くできた話だしアニメとしてもすごいし特にもう言うことがない。

こういう怪獣映画が観たかった、という思いを、怪獣映画をほとんど観ていない自分にも生じさせてくれたというか、そんな感じ。(よくわからない)

机くんのエピソードで泣かされたと思いきや、それを上回る太一のクライマックスの戦い!

最初のシーンから引き込まれ、それが最後まで持続。アーロン・ソーキンの脚本がすごいのはもちろんだけど、それを的確に演出するダニー・ボイルや役者陣も素晴らしい。所々に入る、ダニー・ボイルらしいけれん味のある映像(床とか壁に映し出されるニュース映像とか)も良いと思える。

色々な意味で絶対に体験できないことを体験できたということで。高所恐怖症の自分にとっては、ベストでありワーストである1本。3Dで観られたのは本当に良かった。

この世界の片隅に 上 (アクションコミックス)

この世界の片隅に 上 (アクションコミックス)

正直この映画の上澄みしか理解できていないと思うが、底の知れなさに「とりあえず1位」。

他にも良かった映画は色々あって、とりあえず列挙しときます。