2020年映画ベスト10
黒今年は映画館で17本観た。上京してからこれまでで一番少ないがこれは仕方がない。来年はより多くの映画を劇場で観られることを願って。
というわけでベスト10。一部配信で観たものも含んでいます。
- 羅小黒戦記 ぼくが選ぶ未来
- エクストリーム・ジョブ
- 透明人間
- TENET/テネット
- パラサイト 半地下の家族
- フォードvsフェラーリ
- 2分の1の魔法
- ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー
- マザーレス・ブルックリン
- アルプススタンドのはしの方
配信で観たのは「透明人間」「ブックマート 卒業前夜のパーティーデビュー」「マザーレス・ブルックリン」。いずれも劇場公開されていたが、タイミング合わず観られなかったものとなる。
10位。会話劇といっても全く退屈せずに観られた。主要人物の出し入れ、会話による関係性の変化が続き、最終的に4人が一列に座る流れが自然で素晴らしく、またそこからのクライマックスが良かった。
9位。良かったのだけれども、ドラマシリーズとして観たかった気もする。探偵事務所の面々をもっと観たかった。
8位。ああ、「スーパーバッド 童貞ウォーズ」的な着地なのかな、と思いきやその先に突き進むかのようなラストの切れ味が最高だった。(ちなみに本作の主演であるビーニー・フェルドスタインは「スーパーバッド 童貞ウォーズ」主演のジョナ・ヒルの妹)
7位。クライマックス、これまでのすべてをつくした戦いと、その後の主人公が「見る」演出の素晴らしさに泣いた。
6位。レースシーンがとにかく素晴らしかった。サントラも最高。
5位。観るほどに実に隅々まで計算されていることがわかって凄いなーと。最初に「こんな話なのかな」と思っていたのとは全然違うところにもっていかれたのは相変わらず。
4位。このコロナ禍でよく公開してくれたという気持ちと、映画内のタイムラインを考察するのがとても楽しかったので。
3位。オープニングからただならぬ緊張感を湛えた展開に、「これは傑作!」と断定。そして見事なラストまでそれが継続するという凄み。
2位。今年一番笑った映画ということで入れた。やはり映画において笑いは重要。
1位。全然知らなかったが評判の高さに観に行ったらやられた。なめててすいません。師匠と弟子ものとしても良いし、最初のキャラの印象とは実は違って、でも単純な勧善懲悪という落とし込みもしていなくて、という展開も練られていてよかった。そしてなによりアクションの切れ味。
という感じ。ちなみに2021年になってから「ハーフ・オブ・イット 面白いのはこれから」と「ストーリー・オブ・マイ・ライフ/わたしの若草物語」を観たがどちらもベスト級だったのでうわーもっと早く観ておけばなあ、と思たです。まあしょうがない。