劇場版 蒼き鋼のアルペジオ アルス・ノヴァ Cadenza

見たい見たいと思ってたはずなのに何なんだ自分は。もう公開から一週間近く経ってるじゃないか。

しかし結論から言うと素晴らしかったです。

(以下ネタバレ)
テレビ版は未見の状態で前作の「アルス・ノヴァ DC」を見て、ああこれかなり端折られてるのが分かるけど面白いなあという感想を持ったのが最初。

その後テレビ版の再放送が7月から始まったので、これ幸いと追っかけて、なるほどDCのあのシーンとあのシーンの繋がりはこういうことだったのかなどと情報を補完。

カーニバルネキ(マヤ)が原作とはだいぶ違うキャラクターであることを知り驚くなどしているうちに、今回の続編が公開されたという流れ。

いやー、今回楽しみにしていたのが、テレビ版でのボスであったコンゴウがどう再登場するかということだったのですが、もう期待通り、いやそれ以上の出来で大満足でした。

単にイオナたちを助けにきた、というだけではなく、イオナの葛藤、苦しみから救い出す役割も担っている。しかもそのシーンでイオナに語りかける言葉は、今は亡き彼女にとって大切な人(あえて人と書く)に向けたものでもある。

そして彼女の登場シーンに映し出されるピアノ。

これだけでもう5億点(byタマフル)なわけですよ。回想とかで出さない、名前すらも出さずにピアノとイオナへの言葉で全てを伝えるというのにグッときましたですよ。

他にもムサシとヤマトなどについても色々と書きたいが、とりあえず自分が一番印象に残った部分を書いておきたかったので今回はこのへんで。