ジョン・ウィック

全米公開時から観たいと思いつつ、ようやく観られた。輸入盤を観るという手もあったが、怠惰なので公開を待っていた。

(以下ネタバレ)
犬を殺されて復讐ってw、とあらすじを聞いて思ったりもしたが、実際観てみるとそこは問題なかった。大切な奥さんを失ってすぐに届けられた、奥さんが遺した贈り物、犬。奥さんを失った心の傷を癒してくれるささやかな希望、犬。その犬さえも、訳わからん奴らに下らない理由で殺されてしまったら。生々しく残る傷をさらにえぐられてしまったら。

ここまできっちり積み重ねてくれたらそりゃあジョン・ウィックに肩入れしますよ。「お前ら、何をしたか分かってるのか。。」ジョン・レグイザモばりに震えますよ。

そこから展開される、自分がこの映画を一番観たいと思った理由である「ガンフー」なる独特のアクションが何より素晴らしかったです。
正直もっとあの華麗な振る舞いを見せてほしかった気もするけど。結構掴み合いで絞め技とか、泥臭い戦いも多かったし。

あとは殺し屋社会の描かれ方が良かった。殺し屋たちが皆泊まりに来るホテルとか面白いすね。