花咲くいろは

1話観た時点では、自分に合わないかなあと思ったけれども、観ていくにしたがいグングン引き込まれていったなあ。

(以下、ネタバレ)
最初、自分に合わないなあと思ったのは、主人公や民子のエキセントリックなキャラ(会って間もない人間に死ねとか。。やあねえ)と、母親の都合で夜逃げするはめになり旅館で働かされるはめに、ってこれいつの時代の話だ。。というのがやだなあと思ったのが理由だった。


てっきり主人公が旅館でしごかれたりいじめられたりする陰鬱な話かやだなあP.A.WORKS作品はTARI TARIとかすごく良かったのになあ、とか勝手に思ってたが、観ていくうちにそんな話ではない、すごく全うな青春ものじゃないですかと遅まきながら気づいてそこからは一気呵成でした。気に入るきっかけは、徹が緒花を好きなんじゃ。。?というのが分かってくるあたり。キャラの意外な面や新たな関係性が見えてくると楽しいもんですね。といっても後半蓮二さんがギャグキャラ化していくのは苦笑したが。。いや面白いからいいんだけど。


印象に残るシーンはいくつもあるけど、やはり一番は文化祭かなあ。クライマックス、オムライスにケチャップで文字を描くというありふれた行動が、それまでのフリも効いていることもあって素晴らしくグッとくるシーンになっていた。そこで徹が食べてからのリアクションを映さないってのもいいなあ。


あーこいつらにまた会いたい!と思ったら現在劇場版が公開中、てことでこれは映画館に行かなければ。まあそれを観るためにTV版を観始めたんだけど。