アイアンマン3

予告編を観て「ああ、アイアンマンもダークナイトみたいにシリアスになるのか。。」と思ってたけれども、シリアスさはほどほどでアイアンマンならではの明るさはキープできていたので良かったなあと。

(以下ネタバレ)
これまでとは異なり、トニー・スタークが回想するという形式ではじまるので、あれれ今回は内省的な社長なのかー。。と思ったけれどもそこはまあそれほど内にこもることもなく、いつものごとくDIY精神で危機を切り抜けるし軽口はたたく、ただしパニック障害はたまに起こすけど、というシリアスすぎずコミカルすぎずの微妙なラインを保てていたんではないかなあ。


とはいえ、エンドクレジットで社長が回想して語る相手がブルース・バナーという展開は笑ってしまったし、ベン・キングズレーがまさかの小物という展開とそこでのしょうもなさ爆発演技も素晴らしくて、微妙なラインを保ってと書いたけどかなりコミカルに振れてたなあと今思ったので撤回してもいいかも。


ストーリーとしては王道の「行きて戻りし物語」で、社長の成長物語としてアイアンマンの締めくくり(一応。多分4もあると思うけど)にふさわしい話になっているかなと。
シリアス方面の社長の主な症状であるパニック障害は、正直あの社長がそんなんなるかあと思わなくもない。あとペッパー・ポッツは苦しむ社長をさらに突き放すという、アイアンスーツが突然目の前に来てびっくりしたとはいえそれはあんまりじゃないかという行動でかなりマイナスな印象ではあった。クライマックスのポッツ無双があるまでは。


そう、ポッツ無双ですよ。何あのカッコ良さ。「ちょwwポッツがアベンジャーズに!?ww」(ネタ元:http://wikiwiki.jp/jivejupiter/?%A4%C1%A4%E7%A3%F7%A3%F7%CF%C2%C5%C4%A4%ACNARUTO%A4%CB%A1%AA%A1%A9%A3%F7%A3%F7)とスレ立てしてしまいかねない、ブラック・ウィドウを越えるかというくらい最強の女戦士の誕生ですよ。やー社長との夫婦喧嘩はさぞかしすごいんでしょうね。「Mr.&Mrs.スミス」なんてものともしませんよ!