キャビン

久々のレイトで鑑賞。一旦帰ってからまた出かけたのでちょっと面倒だったけど。

(以下ネタバレ)
この映画に関しては、なるべく事前情報を入れずに観たかったので、劇場で予告編がかかるたびに目を背けたりするのが大変だった。といっても誘惑に負け観てしまったけど何回目かで。終盤に向かってのあるシーンが予告の最後に出るのだけど、あれは本編で最初に観たかった。。


言ってしまうとこの映画はメタ的な要素を大きく持った作品で、過去のホラー映画を踏まえたつくりになっている。自分はホラー映画には全然詳しくないが、そんな自分でも、大学生たちが山奥の小屋へ、という始まりは「死霊のはらわた」を思い出したり、後半の辺り一面血みどろなショットは「シャイニング」を思い起こしたりなどした。


前半の、いわゆるホラー的な山小屋でのシーンと、謎の組織のコメディ的なシーンが並行して描かれるところは、謎が謎を呼ぶ感じと、リチャード・ジェンキンスをはじめとする組織のメンツのはしゃぎっぷりが面白くてかなり楽しめた。リチャード・ジェンキンスがFワード連発するとこはおかしかったなあ。


後半、山小屋のメンツが謎の組織の内部に入っていってからは、もうお祭りじゃあ!といった感じでなんというかワクワクしてしまった。出てくるキャラをほとんど把握できなかったので、ソフト化されたらもう一度じっくりみてみたい。そして最後にでましたシガニー・ウィーバー!のくだりは「宇宙人ポール」と似た召喚のしかたで笑ってしまった。