最近観たやつリスト

以下ネタバレのやつ。


「ヘルプ 心がつなぐストーリー」。あらすじから重い話かと想像して行ったら、そんなことはなく笑いありきっちり涙もありといった感じで、146分という長さもさほど気にならなかった。最後、スキータとの別れのシーンがあって、てっきりそこで終わるかと思ったら、そこからのアレ。「私の子を頼みます」といって家を出て、道の向こうへと歩いていくシーン。苦いぜ。。けれどもそれが、単純な希望の話に落とし込まないという作り手の誠意を感じられて良かったと思う。

スーパー・チューズデー 正義を売った日」。ライアン・ゴズリング祭り2本目。(1本目は「ドライヴ」)どうにもジョージ・クルーニー監督作はハマらないな。。いや面白かったけど。抑制が効きすぎているのがあれなんかな。でもいいやつが一人も出てこない展開は嫌いじゃない。

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これは面白かった!「Easy A」と並んで今年観た映画のベスト。序盤の「ベスト・キッド」的ナンパ術指南からは想像もしない地平に連れて行ってくれる映画。終盤の「関係者全員集合!そして解散!」な展開は驚くやら笑えるやらですごいし、そこから「え、これってここからどうやって大団円に持ってくんですか。。?」と途方に暮れること請け合い。でもちゃんと伏線も回収しつつうまく着地させるのはホント良くできてるとしかいいようがない。あーあとは、奥さん(ジュリアン・ムーア)が別居中の旦那(スティーブ・カレル)に電話するシーンが、なんというか映画ならではといった感じの演出でホントに素晴らしい!ここは泣ける!なんか感想書いてるうちにブルーレイ買いたくなっちったよ。

あ、ちなみにライアン・ゴズリング祭り3本目でした。

ジョナ・ヒルが「スーパーバッド」とは違う抑え目の(ただし変であることは疑いようのない)役を演じて、これが「マネーボール」につながったのだろうかと思わせる良い演技だった。
もちろん主役のジョン・C・ライリーマリサ・トメイも良かった。一番笑ったのは、ジョン・C・ライリーがやたらと元奥さんに自分の恋愛について相談するくだり。元奥さんは再婚間近で、結婚式の準備をしてるにも拘らず再婚相手尻目に悩みを打ち明けているという。夜中にも平気で電話をする始末。
あとはこの映画、やたらと手持ち+ズームが使われていたんだけど、やっぱり臨場感を出すためということなんだろうか。