感想

 この日記は、大体毎日夜の九時くらいに書いている。なぜ一日が終わりもしないうちに日記を書いているのか、と聞かれたら、今日が昨日になってしまうからだよと答えたい。今日が昨日になると、もはやあまり思い出すことがない。ちなみにこれを書いているのは金曜日。でも頑張る。
 実は木曜の講義が一番好みだと最近気付いた。気付いたが別段変わらぬ素振りで「社会的人間論」。講師のユーモアあふるる話を聴く。ただ今回はオチを間違って先に口走っちゃった。あちゃあと思ったが、レスポンスカードには普通の感想を書いた。
 この「感想」というのが実は一番やっかいで、中学生の頃から悩んでいた。何かに付けて「感想」を書かされるが、書くことが何もない、という状況は珍しくなかったので、それらしいことを書く技術を磨いた。「〜と思った」の大半はそうは思っていないという現実に自分を責めた時期もあったが、今ではすっかり自分も騙されて、そう思っていると思い込んでいる。
 あと読んだ本とかの感想をネットで探して、なるほどと思ったものをいつの間にか自分の感想にしている、というのもある。それが情報化社会ということなんだろう、と思った。
 帰宅後は明日の中間試験に向けて勉強。ひたすら教科書を読む。TCP/IPについてなので、基本情報技術者試験を合格した身としては是非ともクリアしなきゃならない分野だっていうのによお…夜中の二時までやって、とりあえず寝た。とりあえずって言うのはつまり、こう、途中でうっちゃったっていうか