マイティ・ソー ダークワールド

思っていた以上に面白くて、観終わった後すぐ感想をずらずら書いた。

あと上映前に「アナと雪の女王」の予告が流れたんだけど、それが無茶苦茶良くて正直これだけでも元が取れましたって感じでした。↓これ

歌ももちろん良いけど、歌の高揚感を表す映像も見事でいや凄かった。纏う衣装を少しずつ脱ぎ捨てていって自分を取り戻していく様子、特に間奏からの展開の盛り上がりは最高。早く本編観たいなあ。

(以下ネタバレ)

まずいきなりクライマックスの話。クライマックスのラスボスとの戦いは、かなりドタバタギャグ化していて思わず吹き出してしまった。

あの、ステラン・ステルスガルドとナタリー・ポートマンが発明した重力場を操作するだか何だかする装置によって、ソーとラスボスが色んな場所にワープしつつ戦う、その様が明らかにギャグとして演出されている。
色んな場所へ移動するたびに、ソーがハンマーを呼ぶもんだからハンマーがあっちへ行ったりこっちへ行ったり忙しそうで、「ハンマー「解せん」」というコメントを付けたくなる様子に思わず笑ってしまった。

で、いよいよ最後の最後というところで決戦の場にソーが地下鉄で来る展開ww
アベンジャーズ」で決戦の場にハルクが自転車で来るというギャグがあったけど、あれを彷彿とさせるギャグで笑った。

そんな調子なもんだから、ラスボスが「世界が滅ぶところを見物するがいい」だか何だかいってもどうにも締まらぬ。あのお方は大分割を食ってしまった感がある。


でまあそんな感じで面白かったのだけど、一番触れなければいけないのはロキですよ。これまでは「アベンジャーズ」でも敵だったのが、ソーたちの味方となって行動する展開はやはりグッとくる。そのきっかけとなった母の死は、自分が間接的に関わってしまったこともあってより自責の念にかられていたのだろうなと。

ロキがソーをやっぱり裏切ってしまったか、と思わせての敵をペテンにかける展開は素晴らしかったし、予告編でネタバレされてた「え、ロキが死んじゃう!?」というシーンもソーが助けるという展開で一安心。

と思っていたら、やはり死んでしまうのか!という展開に。そこでかなり動揺した自分に驚いた。ああ自分はロキのことがかなり好きだったのだな、と気付きました。

ただ気になったのが、このシーンが最後ではないということ。まだ30分くらいある。ロキが死ぬとすれば、普通最後にもってくるんじゃないか。。と思ったらやっぱり生きてたんかい!なんやねん!まだこの先もロキに会える!でも、でもなんやねん!さっきの悲しみ返せや!