マリーゴールド・ホテルで会いましょう

かなり気になっていた映画で、自分にしては珍しく2日目に劇場へ足を運んだ。のだけど。。

(以下ネタバレ)

  • 個人的にはイマイチだったなと。いやでも全員が空港に横一列に揃って、ホテルに着くまではものすごいテンションが上がった。ああこれから楽しいことが起こるに違いない、と。で、楽しいシーンもあったのだけどトータルで思い返すと。。という。
  • ホテルが想像と違って色々とひどい、全然綺麗じゃないしとかあったが割と早く順応していたなあみんなと。インドの暮らしは大変だ、というのもあまりなく(登場人物のひとりはずっとイギリスに帰りたがってたけれど)、あまつさえ働くこともすんなりうまくいくと。いや、まあいいのだけど、それをどう興味をもって観ればいいんだろうかと、この映画に対するギアをうまく入れることができなかったという印象。
  • イギリス人側だけでなく、インド人側の話(ホテルの管理人とその恋人の恋愛が、厳格な母親に認められるかという話)も描かれるのだけど、それもなんというか、あまり乗り越えられるべき障壁が高いようには感じられず。てか最後も今まで黙ってたじいさんが「まあまあ」ってな感じで丸く収めて解決しちゃうし。もっと頑張れ「スラムドッグ$ミリオネア」に出てたやつ!と思ってしまった。
  • オープニングで出たホテルのロゴ、ああこれが映画のタイトルでもあるのか洒落てるなあ、と思ったらエンドロールの前に本当のタイトルが出てきて驚いた。こっちがホントかい!と。