バトルシップ

予告編を映画館で観るたびに「またこれ大味な。。」と思っていたのだけど、まあ実際にそうではあったのだけど、面白かったです。

(以下ネタバレ)


序盤は、主人公(テイラー・キッチュ)のしょうもなさがじっくりと描かれるのだけど、それが何ともゆるい。スーパーにチキン・ブリトーを盗みに入るときのBGMがコレですよ。

え、いまどき日本のテレビでもやらないような曲の使い方を。。。この時点でなんというか「そういうものだ」感がありありと出ていて、その後は非常にリラックスして楽しめた。

そいで宇宙人がいよいよ地球にいそいそとやってくるのだけど、そこで非常事態が。宇宙人の乗ったマシィーンが人工衛星にぶつかる!制御を失ったマシィーンは上海へ!アルマゲドン的阿鼻叫喚!えー!宇宙人よ、大丈夫か!?

その後も宇宙人の「お前ら、やる気あんのか?」感はなかなかで、まず生き物は襲わない(ただし襲われたらきっちり叩き潰す)、あまり周囲が見えていない、太陽に弱いのに乗り物に窓があるなど。そんな宇宙人に対して地球人は色々な策を講じて立ち向かうわけなのだけど、それが画面から敵の位置を探るなどゲームっぽくてさすがボードゲームを映画化しただけのことはあると感心した。

あとはなんといっても終盤のスペース・カウボーイ的展開!これには興奮した。そこでかかるのがAC/DCというのもまた良かった。