2011年に読んだ本<後>

前編からの続き。

というわけで、2011年に読んだ本の中で印象に残った本を列挙していく。


新世界より(上) (講談社文庫)

新世界より(上) (講談社文庫)

今年読んだ小説で一番面白かった。このほかには「下町ロケット」も相当な面白さだったけど、上中下巻とある大作を一気読みしたこちらに軍配が上がるかなあ。あまりに面白いと、再読をせずに脳内でがっちり映像化されたものをひたすら反芻したりするけど、これがまさにそれ。


新書がベスト (ベスト新書)

新書がベスト (ベスト新書)

「私の中のあなた」もとい「私の中の消しゴム」もとい「私の中の新書ブーム」が到来するきっかけとなった本。この本で薦められていた新書をゴソッと買ったが、正味な話まだ読んでないのが何冊かある…。


文化系のためのヒップホップ入門 (いりぐちアルテス002)

文化系のためのヒップホップ入門 (いりぐちアルテス002)

ヒップホップとは何か、ヒップホップ門外漢に様々な例えで分かりやすく解説してくれる良書。これを読みつつ、色々とYouTubeで聴いたりできたのもまた良かったなあと。


今年読んだマンガではこれ、かな。カップラーメンやら牛丼やらの、身近なめしの話をするだけでこんなに面白いとは。

…なんか挙げてみたらそんなになかった。でも読んだ本はいずれも面白かったのは確か、ということは書いておきたい。とにかく読み終わったそのときに感想を記しておくべき、ということを痛感しています。