96時間

映画館で観られなかったので、レンタル開始してすぐ借りてきた。

「憎悪に身を委ねる快感」に浸れる快作。

(以下ネタバレ)

劇場予告編で観て印象に残っていた、「いいかよく聞け、お前はこれからさらわれる」というシーン、やはり素晴らしかった。「敵につかまったときの5秒〜10秒で、敵の特徴を俺に伝えろ」という主人公、ただ者ではない感がでていた。

そしてそこから始まる娘の奪還、てか殺戮っぷり。「クソ野郎どもは残らず俺がぶっ殺す」という「憎悪」にこちらもどっぷりと浸ることができる。「やれ!やっちまえ、リーアム・ニーソン!」と。で、映画が終わって我に返ると。「とはいえ、あれだけ殺しちゃやっぱりダメだよな…」

カーチェイスが同じっぽい車同士でやってて分かりづらいとか、96時間が娘を救い出すリミット、という設定があまり生かされていないとか色々あるけどいいや。ありがとう、リーアム・ニーソン。ありがとう、俺の中の憎悪。