愛のむきだし

仕事帰りに映画を観ようとしたが、のどの痛みをのどが訴えてきたのでまっつぐ帰宅。
その代わりに、お家で園子温監督の「愛のむきだし」。DVD上下巻、4時間の大作。途中しんどいところもあったが、とても面白かった。

アクションを通じて様々なものを伝えていくというつくりが素晴らしいと思った。愛をカーアクションで表現するとかはもちろんだけど、あの、ヒロインのやけくそを表現するために、そこら中の壁にぶつかるというのは良かったなあ。

そして、音楽が非常に良い。ボレロを多用して盛り上げていくところや、最近の映画では「落下の王国」・「ノウイング」でも使われている、ベートーベンの「交響曲第7番イ長調Op.92 第2楽章」が印象的。そしてそして何より、主題歌・挿入歌のゆらゆら帝国。劇中何度も流れるが、全然あきず、むしろもっとという感じ。サントラ欲しくなった。