殺人の追憶
- 出版社/メーカー: アミューズソフトエンタテインメント
- 発売日: 2006/06/23
- メディア: DVD
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ゼロ年代が終わる前に観よう、と。危ない危ない。
(以下ネタバレ)
まず「そこにハチミツぬってあんのか」でツカミはOK、てな感じ。その後まさかのドロップキックを経て、中盤の変態親父を自白させるあたりで正直眠たくなったが、そこを乗り越えたらあとはラストまで一気呵成。
ポン・ジュノ監督の作品は、先に「グエムル」のほうを観ていた。「グエムル」は、じいさんが最期家族に向かって手を振るシーンや、怪物の初登場シーンの定石を外す感じなど、頭では「このシーンいいなあ」と思うんだが、どうも心がついていかない感じがあった。主人公が外に出たら軍がバーベキューしているシーンとか、もっと好きになっていいんだけどなー・・・
正直今回もそういう面がないわけではないんだけど、でも「グエムル」よりはずっと乗れたので良かった。「母なる証明」を見逃したことを悔やむ。