No.5565 「カツオ純情詩集」

(あらすじ)「詩人になりたい」と突然言い出すカツオ。波平らに大笑いされるが、「小諸なる古城のほとり…」と突如島崎藤村の詩を詠みだすカツオなのだった。
しかしその後の「雲白く遊子(ゆうし)悲しむ」を「雲白く遊子(ゆうこ)悲しむ」と詠んでしまい、波平に間違いを正されてしまう。しかも島崎藤村を、島崎と藤村の二人組と勘違いしていてもうメチャクチャ。とりあえず詩を書こうとするカツオだったが、タイトルを「初変(初恋の書き間違え)」にしたばかりにさっぱり書けない。てか初変(初恋)の経験もないのに書こうとするなよ。結局詩人になる夢は頓挫するのだった。おわり。