2,000時間

学生服のボタンを取るのが最先端のファッション、というような夢を見る。舞台は中学で、周りの皆がボタンを外している。それを見て、いいなあとは思ったが、真似したいとは思わなかった。

 今日は実験が遅くまでかかった。しかもその後公務員講座のオリエンテーションがあって、家に帰ったのが午後七時。だが明日からは午後八時に帰宅なんだなあ公務員講座のせいで、と思うと少し鬱。そうなると心配なのは帰宅後の夕飯で、果たして料理する気力があるのかというのが不安要素だ。

 一般に公務員試験は難関と言われているが、何とかこの一年間の勉強を乗り切れるかもしれない秘策を思いつく。まずこの一年の総勉強時間を一日5〜6時間として2,000時間と定める。そして、ここから勉強した時間を引いていき、その時間を西暦と見立てる。そうすると、例えば2時間勉強したら2,000から2を引いて1,998となり、西暦で言えばこの年はB'zのベストアルバムがバカ売れした年、となる。こうすれば数字を減らす楽しみが生まれるのでは、と思った。ただこの弱点は、残り300時間くらいになるとその年その年に何があったかなんてイマイチ良く分からなくなるし、というかそんなこともはやどうでもいい時期に入っていると思われるので、この秘策は通用しないというところか。

 といふか2,000時間といふのはどうなのでせうか。そこから練り直さなければとは思う。