ザ・バンク 堕ちた巨像

クライヴ・オーウェンが走り出したときの興奮ったら。

あのノリのいい音楽をバックに、謎の狙撃者を追うシーン。「もっとだ、もっと走れ!」と個人的には思った。「ラン・ローラ・ラン」ほどではなくても(当たり前だ)、もっと走るシーンがあっても良かった。やっぱり、走ってるシーンを観るのは楽しい。あとは何といってもグッゲンハイム美術館での銃撃戦。グッゲンハイム美術館のあの螺旋状の造りを見た瞬間に「おお、ここで銃撃戦やんのか面白えー」と思い(銃撃戦情報は観る前に入手済み)、そして期待通りの面白さだった。共通の敵が出てきて、例の狙撃者とクライヴ・オーウェンが協力するという展開を嫌いになれるはずがない。結局やられちゃうという結末も含め大好き。