ボーン・アルティメイタム

ようやく観てきた。あの刻みつけるような音楽を大音量で聴けたのが嬉しい。




以下メモ、当然ネタバレ



  • いきなりアクションシークエンスから始まったのには驚いた。例の刻みつけ音楽がビシビシと。
  • 世界各国巡りは健在。パリだのマドリッドだのモロッコだの。しかもそれぞれで怒涛のアクションandサスペンスが展開。
  • イン・アメリカ」で父親役だったおっさんが登場。ボーンに護られるという立場に。ボーンに指示されながらCIAの追手から逃れようとするシーンは燃えた。またこいつが言うこと聞かねえんだ。
  • アクションシーンは相変わらずカット割りが細かい。けど大体の流れは分かるのですごいなあと思った。あの次々切り替わるカットでこっちのテンションも上がる上がる。
  • タンジールでの追いかけっこ(こう書くと緊迫感がないな)は一番燃えた。ニッキー←殺し屋←ボーンなわけだが、ボーンがニッキーを助けようとして走る走る。しまいにゃ窓から窓へ飛び移る始末。あれ結構な距離あったぞ。おまけに窓閉まってんすよ。なのにノータイムで窓へ…バケモンか。はいそうですバケモンです。
  • で、クライマックスはNYに戻ってのカーチェイス。これもかつてないカット割りの嵐。これじゃ何が何だか分からんよ…と思いきや大体分かるので不思議。すげえな。
  • ボーンはカーチェイスでも、自らの運転する車を敵にぶつけまくって妨害するなど、無茶しまくり。急ブレーキかけて後ろから追ってきた車にぶつけたり。これもボーンが超人だからできることなのです。最後なんてどう考えても大事故なのにボーンは平然、敵は満身創痍。思わず笑っちまった。
  • ラスト。思えばボーンシリーズは水中にボーンがたゆたうシーンから始まったわけだが、締めとなる本作でも水中のボーンを映しておしまいとなる。このつながりに「なるほど」と唸った。ボーンはこれで再び生まれたわけだ。いや、もうボーンではないか。まあともかく、彼の今後の人生に思いを馳せつつ、The End。