キングスマン

キック・アス」「X-MEN: ファースト・ジェネレーション」のマシュー・ヴォーン監督作とあらば何をおいても劇場に駆けつけねば、と言いつつ公開1週間後の鑑賞。いや自分にしてはめちゃ早い方で。。

結論を言うと、とても楽しめました。

(以下ネタバレ)
ここ最近の007にはない、ガジェット満載のアクションが何といってもいいなと。しかも出てくる武器が単なるネタではなく、全てにきっちり出番があるのもいい。お気に入りはやはり傘ですかね。

あとはマシュー・ヴォーン監督らしいグロ度がキツめのアクションシーン。敵味方の位置関係をきっちり見せてくれて分かりやすいのも好感がもてた。

クライマックスの「威風堂々」が流れるブラックジョーク極まれり的なシーンも好きなんだけれども、やはり中盤の教会での大殺戮シーンが、皆言うだろうけど一番印象に残ったかなと。コリン・ファースがワンカット(風)での激しいアクションをこなしていくのがただただ凄かった。(まわりの役者たちのアクションも凄い。)ただお話的にはあそこは悲しいシーンで、コリン・ファースは自らの意志で戦っているわけではなく敵に操られた状態となっている。そしてその直後無残に殺されてしまう。。

多分ここが一番この映画で意見が分かれるところなのかなとは思うし、個人的にもコリン・ファースがここで退場してしまうのは残念だった。
最後、主人公を助けにきっと来てくれるはずと思ってたんだが。。

とはいえラストの展開もあれはあれで良いと思うし、コリン・ファースの意志は主人公に受け継がれたということで次回作にも期待したい。

うーん、色々触れていないところが多すぎるがまずはこの辺で。